2025年7月15日 / 最終更新日時 : 2025年7月4日 user_name 季節の移ろい 団扇(うちわ)の風に包まれて エアコンの涼しさもいいけれど、団扇の風には、どこか懐かしくてやさしい心地よさがあります。昔の人は、ただ涼をとるためではなく、風の動きや音までを楽しんでいたのだそう。「暮らしを楽しむ」という感覚は、今の時代にもちゃんと残し […]
2025年7月14日 / 最終更新日時 : 2025年7月14日 user_name 季節の移ろい 水たまりに映る空 夕立のあと、アスファルトの上にできた水たまり。ふと足元を見ると、そこに空が映っていることがあります。うつむいているつもりでも、視線の先に空がある──そんな景色に出会うと、なんだか少し救われた気持ちになります。「自分らしい […]
2025年7月13日 / 最終更新日時 : 2025年7月4日 user_name 季節の移ろい 夕焼けのグラデーション 梅雨が明けるころの夕焼けは、まるで絵の具を滲ませたような色をしています。オレンジから藍色に変わっていく空を見ていると、不思議と心がすっと静かになっていきます。忙しい日常のなかで、「夕空を眺めるだけの時間」をとるのは贅沢な […]
2025年7月12日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 扇子をひらく所作 電車の中やお祭りで、そっと扇子をひらく人の姿に、涼しさとともに“品”を感じることがあります。扇子はただ風を送る道具ではなく、「暑さにどう向き合うか」という日本人の知恵と美意識が詰まったもの。暮らしの中に、少しだけ“丁寧な […]
2025年7月11日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 蝉の声が聞こえたら 朝、蝉の声が聞こえてくると、「ああ、夏が来た」と実感しますよね。蝉は地中で何年も過ごし、地上に出てからは短い命。その一生を知ると、あの大きな声が、まるで「生きてるよ!」という叫びに聞こえてきます。日々の中で、自分の声がか […]
2025年7月10日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 冷やし中華と、夏のはじまり スーパーやコンビニで「冷やし中華はじめました」のポスターを見かけると、いよいよ夏なんだなと思います。食べものの変化は、季節の移ろいを肌で感じる一番わかりやすいサインかもしれません。「自分らしい暮らし」って、特別なことじゃ […]
2025年7月9日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 雷鳴がくれる、静けさの感覚 夏の午後、突然の雷にドキッとすることがあります。空が光り、轟くような音が身体に響く。雷は昔から「神鳴り(かみなり)」と呼ばれ、自然の力への畏怖をあらわす存在でした。何もかもが思い通りにいかないと感じる日でも、雷のような圧 […]
2025年7月8日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 紫陽花が色づく理由 雨の季節もそろそろ終わり。道ばたの紫陽花が、少しずつ色あせはじめています。紫陽花は、土の酸度によって青くなったり赤くなったりする花。つまり、その場の環境によって色を変える植物なのです。私たちもきっと同じ。誰かと比べて「自 […]
2025年7月7日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 七夕──見えないものを信じる夜 今日は七夕。晴れていれば、夜空に天の川が見えるかもしれません。でも、たとえ見えなくても、空の向こうに星たちは確かに輝いています。「今、何がしたいか」「どこに向かいたいか」──見えていないものに不安を感じるのは自然なこと。 […]
2025年7月6日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 夏の入り口、小さな変化から 明日は「小暑(しょうしょ)」。夏の始まりを告げる暦の節目です。冷たい麦茶を用意したり、日傘を出したり。そんな些細なことが、暮らしの景色を少しずつ変えてくれます。自分らしく暮らしたいと思っても、大きな変化はなかなか起こせま […]