風鈴をしまう

夏の間、窓辺で揺れていた風鈴の音が、そろそろ似合わなくなってきました。
名残惜しさを感じながら、ひとつひとつ丁寧にしまう所作の中に、「季節を受け入れる心」が宿ります。
手放すことは、なにかを終わらせることではなく、新しい空間をつくること。
風鈴をしまった窓辺には、秋の風がやってくる準備ができました。
今日、なにかひとつ「おしまい」にしてみませんか?
それは、次に進むための、やさしい儀式になるはずです。