風の中に、少しだけ立ち止まる日
新緑がすっかり深まり、風の匂いにも少しだけ力強さが出てきました。
外を歩いていると、木々の葉が揺れる音が心地よく、ふと足を止めたくなる瞬間があります。
この時期の風は、春のやわらかさと、初夏の気配のちょうど真ん中。
昔の人もきっと、この風に吹かれながら、同じように季節の移ろいを感じていたのでしょう。
何か特別なことがなくても、「ああ、いい風だな」と思えること。
それだけで、日々の中に小さな豊かさが生まれます。
忙しいと、風を感じることさえ後回しになってしまいます。
でも本当は、自然の変化に気づくことこそが、暮らしを整える一歩なのかもしれません。
今日は少しだけ歩く速度をゆるめて、風を感じてみませんか。
それだけで、心の中に静かな余白が広がります。
