2026年8月12日 / 最終更新日時 : 2026年7月30日 user_name 季節の移ろい 風の中に、秋を探す 立秋を過ぎても、暑さはまだ続きます。 けれど、朝夕の風にふと立ち止まると、「昨日とは少し違う」と感じる日があります。 昔の人は、この小さな変化を見逃しませんでした。 「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」 これは『古今和歌集』に収められた藤原敏行の和歌です。 秋が来たとは目にははっきり見えないけれど、風の音に秋の訪れを感じてはっとした。 千年以上前の人も、風に季節を感じていたのですね。 今日は夕方、風の音に耳を澄ませてみませんか。 目には見えない季節が、そっと近づいていることに気づけるかもしれません。