2026年9月14日 / 最終更新日時 : 2026年9月6日 user_name 季節の移ろい 露の玉に映る、小さな世界 白露の頃を象徴するもののひとつが「露」です。 朝、草や葉の先に小さな水の玉がついていることがあります。 光を受けるときらきら輝き、まるで小さな宝石のようです。 「露」は秋の季語。 昔の人は、朝になると現れ、やがて消えてしまう露に、季節の美しさだけでなく、時の移ろいも感じてきました。 美しいものが、いつまでもそこにあるとは限らない。 だからこそ、出会えた瞬間を大切にする。 そんな思いも、露という言葉の中には込められているように感じます。 私たちの毎日にも、ほんの一瞬だからこそ心に残るものがあります。 朝の光。 誰かの笑顔。 帰り道のきれいな空。 いつでも見られると思うと、つい通り過ぎてしまいます。 今日は道ばたの草や庭の葉を、少しだけ眺めてみませんか。 露が見つからなくても構いません。 いつもなら見過ごしてしまうものに気づいた、その時間そのものが、暮らしを少し豊かにしてくれます。