新月 ― 見えないところから、また始まる

今日は「朔(さく)」、新月です。

新月の頃、月は夜空ではほとんど姿を見ることができません。

けれど、なくなったわけではありません。

見えないところで、また新しい巡りが始まっています。

昔の暦では、月の満ち欠けが暮らしと深く結びついていました。

「朔」という文字には、月の始まりという意味があります。

何も見えないところから始まるというのは、少し不思議ですね。

私たちも、新しいことを始めるとき、最初から大きな変化が見えるわけではありません。

本を一冊読み始める。

毎朝少し歩く。

誰かにひとこと声をかける。

そんな小さなことでも、続ければ少しずつ形になっていきます。

今日はひとつだけ、「これから始めたいこと」を思い浮かべてみませんか。

まだ何も見えていなくても大丈夫。

見えないところから始まるものも、たくさんあります。