夏の終わりを急がない

お盆が過ぎると、「夏も終わりですね」という言葉を耳にすることがあります。

けれど、空にはまだ力強い入道雲が浮かび、蝉も元気に鳴いています。

昔の人は、暦の上では秋を迎えていても、目の前の自然をよく見つめて暮らしていました。

「秋だから」と決めつけるのではなく、その日の風、その日の空、その日の光を感じる。

そんな柔らかな感性が、日本の季節を豊かに味わう知恵だったのでしょう。

私たちも、先を急がなくていいのかもしれません。

今日は「まだ夏なんだな」と感じる景色をひとつ探してみませんか。

季節を急がず味わうことも、暮らしを大切にすることにつながります。