稲の花に思う、目立たない営み

夏の終わり頃、田んぼでは稲が大切な時期を迎えています。

稲にも花が咲くことをご存じでしょうか。

華やかな花ではありません。小さく、注意して見なければ気づかないほどです。

それでも、その小さな花がやがて一粒一粒のお米につながっていきます。

私たちが毎日のようにいただくご飯も、こうした目立たない営みの積み重ねから生まれているのですね。

昔の人にとって稲の成長は、暮らしと命に直結する大切なものでした。

田んぼを眺めながら、今年も無事に実ってほしいと願ったことでしょう。

私たちの日々にも、人には見えない小さな努力があります。

誰にも気づかれなくても続けていること。
毎日当たり前のようにしていること。

それもいつか、自分なりの実りにつながるのかもしれません。

今日は食事のとき、ご飯をひと口だけゆっくり味わってみませんか。

当たり前の中にある恵みに気づくことも、小さな幸せのひとつです。