二百十日 ― 空と風に心を向ける日

今日は雑節の「二百十日(にひゃくとおか)」。

立春から数えて二百十日目にあたり、昔から風雨に注意する頃の目安とされてきました。

稲が実りへ向かう大切な時期だけに、強い風は農作物に大きな影響を与えます。

だから昔の人は、この日をただ恐れるのではなく、空を見て、風を読み、無事な実りを願いました。

自然を思い通りにすることはできない。

だからこそ、自然の変化に気づき、備えることを大切にしていたのでしょう。

今の私たちは詳しい天気予報を見ることができます。

それでも、窓を開けたときの風や雲の動きに気づく感覚は、持っていたいものです。

今日は一度、空を見上げてみませんか。

そして、実りを待つ田畑や、自然とともに働く人たちにも少し思いを寄せてみる。

いつもの食卓が、多くの自然の恵みに支えられていることに気づく日になれば素敵ですね。