2026年9月7日 / 最終更新日時 : 2026年9月1日 user_name 季節の移ろい 白露 ― 草の上に生まれる、小さな秋 今日は二十四節気の「白露(はくろ)」。 草花に宿る露が、朝の光を受けて白く輝いて見える頃です。 「白い露」と書いて、白露。 なんとも美しい名前ですね。 実際にはまだ暑い日も多く、毎朝露が見られるわけではありません。それでも朝晩の空気は少しずつ変わり、自然は秋へ向かっています。 昔の人は、そんなわずかな変化を見逃しませんでした。 気温を数字で確かめることができなかった時代、草についた露や風の冷たさ、虫の声などが季節を知らせる暦だったのでしょう。 大きな変化は誰にでもわかります。 でも、小さな変化に気づくには、少しだけ立ち止まる必要があります。 それは季節だけでなく、暮らしの中の幸せも同じなのかもしれません。 今日は朝、道ばたの草や庭の葉を少し眺めてみませんか。 露が見つからなくても大丈夫。 昨日まで気づかなかった何かをひとつ見つけられたなら、それもあなたの「白露」です。