新月 ― また、ここから始まる

今日は「朔(さく)」。

月が太陽とほぼ同じ方向に位置し、地上からは月の明るい面がほとんど見えなくなる新月の頃です。

月が姿を消したように見える夜。

けれど、ここから月は少しずつ満ちていきます。

昔の暦では、月の満ち欠けは暮らしと深く結びついていました。

「朔」という文字には、月の始まりという意味があります。

何も見えないところから、また新しい巡りが始まる。

そう考えると、新月の暗さにも希望が感じられます。

私たちも、ときどき何かを新しく始めたくなることがあります。

大きな目標でなくても構いません。

朝少し早く起きる。
一冊の本を読み始める。
誰かに連絡する。

今日はひとつだけ、「これから始めたいこと」を考えてみませんか。

小さな一歩も、やがて満ちていく月の最初の光のようなものです。