秋の空を、ゆっくり眺める

九月も半ばへ向かいます。

昼間にはまだ暑さが残っていても、ふと見上げた空に秋らしさを感じる日が増えてきます。

高く感じる青空。

薄く伸びる雲。

夕方のやわらかな光。

「秋の空」は秋の季語です。

昔の人は空の様子を眺めながら、季節だけでなく天気の移り変わりも感じ取っていました。

今ならスマートフォンを見れば、天気も気温もすぐにわかります。

それはとても便利なことです。

でも、「今日の空はきれいだな」と感じるには、自分の目で見上げるしかありません。

情報として知る季節と、自分で感じる季節。

どちらも大切ですが、心に残るのは案外、後者なのかもしれません。

今日は一週間の終わりに、少しだけ空を眺めてみませんか。

きれいだと思えたら、それだけで十分。

何気ない一日の中にも、小さな幸せはちゃんとあります。