2026年9月15日 / 最終更新日時 : 2026年9月6日 user_name 季節の移ろい 旬をいただくという幸せ 梨やぶどうがおいしい季節です。 みずみずしい梨をひと口食べたときの、しゃりっとした歯ざわり。 ぶどうを口に含んだときに広がる、やさしい甘さ。 「梨」も「葡萄」も秋の季語です。 今では一年を通してさまざまな食べものを手に入れられますが、昔の人にとって旬の味は、その季節にしか出会えないものでした。 だから、「今年も食べられた」ということ自体が喜びだったのでしょう。 旬という言葉には、「今がいちばん」という意味があります。 それは食べものだけではないのかもしれません。 今日の空も、今日の風も、今日会う人も、まったく同じものにはもう出会えません。 そう考えると、何気ない一日も少し大切に思えてきます。 今日は食卓に、ひとつだけ旬のものを加えてみませんか。 そして最初のひと口を、少しゆっくり味わってみる。 「今年もこの季節が来たな」 そう感じることも、日本の四季が届けてくれる小さな幸せです。