九月の終わりに、夕暮れを見る

今日で九月が終わります。

月の初めには、まだ夏の続きのようだった景色も、少しずつ秋らしくなってきました。

日の暮れる時間も早くなり、夕方の空を眺めると、季節が確かに進んでいることに気づきます。

清少納言が『枕草子』に残した有名な言葉、

「秋は夕暮」。

秋の夕暮れの美しさは、千年以上前の人の心も動かしました。

私たちは毎日、カレンダーの日付を見ながら暮らしています。

でも本当の季節は、数字だけではなく、空や風、光の中にあります。

九月には、どんなことがあったでしょう。

楽しかった日。
忙しかった日。
少し疲れた日。

どれも自分が過ごしてきた大切な一日です。

今日は九月最後の夕暮れを、ほんの少し眺めてみませんか。

そして「今月もよく過ごした」と、自分にひと言。

月の終わりは、自分を労う小さな節目でもあります。