十月の始まり、小さな実りを数える

今日から十月です。

「実りの秋」という言葉が似合う季節になってきました。

田んぼでは稲が色づき、店先にも栗や柿、さつまいもなど、秋らしい食べものが少しずつ増えていきます。

秋の実りを見ると、私たちはつい収穫されたものに目を向けます。

けれど、その実りの前には長い時間がありました。

春に芽を出し、雨を受け、夏の日差しに耐え、少しずつ育ってきたものです。

人の暮らしも同じかもしれません。

大きな成果だけが「実り」ではありません。

以前より少し早くできるようになったこと。

続けられるようになったこと。

苦手だったことが、少し気にならなくなったこと。

そんな小さな変化も、自分が育ててきた実りです。

十月の始まりに、今年ここまでで「できるようになったこと」をひとつ数えてみませんか。

自分では気づかなかった小さな実りが、案外すぐそばにあるかもしれません。