2026年10月21日 / 最終更新日時 : 2026年10月8日 user_name 季節の移ろい 柿の色に、秋を見る 木々の間に、橙色の柿が目立つ季節になりました。 「柿」は秋の季語です。 葉の緑の中に実る鮮やかな色を見ると、それだけで秋らしい景色に感じられます。 日本では昔から身近な果物として親しまれ、生で食べるだけでなく、干し柿にして冬まで味わう知恵も受け継がれてきました。 季節の実りを、その季節だけで終わらせず、大切に保存して次の季節へつないでいく。 昔の暮らしには、自然の恵みを無駄にしない工夫がたくさんありました。 私たちは今、季節を問わず多くの食べものを手に入れられます。 それは便利なことですが、旬のものに出会ったときの喜びは、今も変わらないように思います。 今日は店先や道ばたで柿を見つけたら、その色を少し眺めてみませんか。 そしてできれば、旬の味をひとつ食卓へ。 「今年も柿がおいしい季節になったな」 そんな何気ないひと言が、暮らしの中に季節を連れてきてくれます。