2025年7月11日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 蝉の声が聞こえたら 朝、蝉の声が聞こえてくると、「ああ、夏が来た」と実感しますよね。蝉は地中で何年も過ごし、地上に出てからは短い命。その一生を知ると、あの大きな声が、まるで「生きてるよ!」という叫びに聞こえてきます。日々の中で、自分の声がか […]
2025年7月10日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 冷やし中華と、夏のはじまり スーパーやコンビニで「冷やし中華はじめました」のポスターを見かけると、いよいよ夏なんだなと思います。食べものの変化は、季節の移ろいを肌で感じる一番わかりやすいサインかもしれません。「自分らしい暮らし」って、特別なことじゃ […]
2025年7月9日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 雷鳴がくれる、静けさの感覚 夏の午後、突然の雷にドキッとすることがあります。空が光り、轟くような音が身体に響く。雷は昔から「神鳴り(かみなり)」と呼ばれ、自然の力への畏怖をあらわす存在でした。何もかもが思い通りにいかないと感じる日でも、雷のような圧 […]
2025年7月8日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 紫陽花が色づく理由 雨の季節もそろそろ終わり。道ばたの紫陽花が、少しずつ色あせはじめています。紫陽花は、土の酸度によって青くなったり赤くなったりする花。つまり、その場の環境によって色を変える植物なのです。私たちもきっと同じ。誰かと比べて「自 […]
2025年7月7日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 七夕──見えないものを信じる夜 今日は七夕。晴れていれば、夜空に天の川が見えるかもしれません。でも、たとえ見えなくても、空の向こうに星たちは確かに輝いています。「今、何がしたいか」「どこに向かいたいか」──見えていないものに不安を感じるのは自然なこと。 […]
2025年7月6日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 夏の入り口、小さな変化から 明日は「小暑(しょうしょ)」。夏の始まりを告げる暦の節目です。冷たい麦茶を用意したり、日傘を出したり。そんな些細なことが、暮らしの景色を少しずつ変えてくれます。自分らしく暮らしたいと思っても、大きな変化はなかなか起こせま […]
2025年7月5日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 願いごとは、心の整理術 七夕はあさって。子どものころは短冊に願いを書いていましたが、大人になると、願いごとを口にするのが恥ずかしくなることも。でも、誰にも見せない心の中の願いを、あえて言葉にしてみると、不思議と気持ちが整理されていきます。たとえ […]
2025年7月4日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 途中の月を愛でる夜 今夜、西の空に浮かぶのは「十日月(とおかづき)」。半分より少しふくらんだ月です。満月ではないけれど、今しか見られない形。その存在を知ってから、私は“途中の月”が少し好きになりました。目標が見えなかったり、自分の居場所がわ […]
2025年7月3日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 風のにおいで、気づくこと 朝、窓を開けると、風のにおいが少し変わっていることに気づきます。梅雨の終わりが近づくこの時期、風は少し湿っていて、草や土のにおいが混ざっています。深呼吸してみると、胸の奥まで、やわらかな緑が届いてくるようです。目に見える […]
2025年7月2日 / 最終更新日時 : 2025年6月29日 user_name 季節の移ろい 茅の輪をくぐる心持ち 一昨日まで、神社の境内に「茅の輪(ちのわ)」が立てられていたかもしれません。 これは「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事で、半年分のけがれを払う風習です。輪をくぐるとき、人は自然と足を止め、姿勢を正します。何かをリセ […]