茅の輪をくぐる心持ち

一昨日まで、神社の境内に「茅の輪(ちのわ)」が立てられていたかもしれません。
これは「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事で、半年分のけがれを払う風習です。
輪をくぐるとき、人は自然と足を止め、姿勢を正します。
何かをリセットしたいとき、何かに区切りをつけたいとき。もし輪がなかったとしても、心の中でそっとくぐってみるだけで、少し気分が変わるかもしれません。
過去のことを抱えたまま進めないときは、「今はちょうど、折り返しの季節なんだ」と、季節に助けてもらいましょう。